【考えずに書いてみよう!】電験三種合格のための理論の攻略法

この記事では電験三種合格までの理論の勉強方法を話していきたいと思います。

電験三種を勉強中の皆さんはこういった疑問があると思います。

  • 電験三種の中でも難しい理論はどうやって勉強すればいいの?
  • 過去問の解説や参考書を見ても理解できない
  • 公式が多過ぎて覚えられない

今回の記事ではこのような疑問に答えていきたいと思います。

 

この記事を書いた人

電気工事歴18年の電気工事士。分数の足し算も出来ない状況で4年かけて電験三種に合格し、その翌年にエネルギー管理士(電気分野)を一発合格。さらにその翌年、電験二種一次試験合格、二次試験不合格⇦現在ここ。今年の二次試験に向けて猛烈勉強中。

目次

【これで解決!】理論の計算問題は「理解」すること

まず、理論はとにかく理解する事です。暗記は公式とフレミングの左手の法則などの現象だけで良いです。

理解とは、なぜこの公式はこうなるのかということを知ることです。

例えば電力の公式 P=RI^2の式は、P=VIのVにオームの法則であるV=RIを代入しているのです。

こんな感じでオームの法則とP=VIの式は覚える必要がありますが、これを基本とし、あとは他の公式を当てはめていくだけなのです。

こうすれば公式は最小限だけ覚えるだけですみます。このように他の直流回路や交流回路の解法も理解して解けばそこまで手こずらないでしょう。

ですから計算問題では問題の解き方を覚えないようにしてください。全く同じ問題は解けても少し内容が変わった問題には対応できませんので。ですが理解していれば捻った問題でも対応できます。

ただ、その理解するのに時間がかかるのですが…。そこは地道に勉強し続けるしかありません。僕も探しましたが近道はありませんでした。

それと、理解するにしても追及しすぎない事が大事です。やりすぎると無駄に時間がかかってしまい、時には問題とは関係のないとこまで調べてしまうので。(僕も調べていくうちに違うとこを調べていて、いつの間にか2時間経っていたことがあります。笑)

理論の勉強方法

ここでは僕が実践した勉強方法をご紹介します。

過去問から勉強する

参考書からじゃないの?って思われるかもしれませんが僕のおすすめはいきなり過去問です。

問題を解きながら分からなければ調べるスタイルでいきましょう。

そうすることで問題に出るとこだけ勉強する事ができるからです。

僕が理論の勉強で使った参考書と過去問集はこちら↓

参考書には試験には出ない部分まで掲載されているので、参考書から勉強すると必要のない部分まで勉強することになります。これって非効率じゃないですか?だったら過去問で分からないとこだけ参考書で調べれば良いのです。

そのほうが効率的にインプットできますし、調べてすぐにアウトプットすることもできるので記憶に定着しやすくなります。

分からなくてもひたすら書く

よく、問題が分からないからと言って頭を抱えながら考えこむ方がいますが、そんな時はとりあえず分からなくても分かる範囲で書き出してみましょう。

その問題で使いそうな公式や、下手でも良いので図を描くのが良いです。その書き出した公式や図を眺めていると、ハッと解方がひらめく時があります。

このように何もしないより分からなくても書くことで問題が解ける事があるのです。頭の中で考えるより目で見て考える方が分かりやすくなるからですね。

分からない問題は後回しにする

書いても解けず、解説や参考書を見ても分からない場合は一旦あきらめましょう。次に進みます。そこで止まっていても仕方が無いので。

そして次の日にもう一度見てみると不思議なことに解ける時があります。おそらく1日空けて脳の中が整理されたんでしょう。嘘だと思って一度試してください。本当に不思議ですよ。

それでも分からない時はとりあえず放置しましょう。そして過去問を一周してもう一度その問題に挑戦するとこれまた不思議なことに解ける時があります。過去問を一周したことにより他の知識が着いてさらに脳が整理されたんだと思います。

ただ、それでも解けない時はその問題は捨てましょう。電験三種は60点取れれば合格なので100点を目指す必要はありません。なので一つの問題に執着して時間を使うのであれば違う問題を何問も解きましょう。その方が効率的です。時には捨てる勇気も必要ってことですね。

まとめ:理論はとにかく手を動かすこと

ここまでをまとめると

  • 理論の勉強は「理解」すること
  • 過去問から勉強する
  • 分からなくてもひたすら書く
  • 分からない問題は後回しにする

ということになります。

このなかで僕が一番重要だと思うのが「分からなくてもひたすら書く」ことです。

この方法のおかげで結構な数の解けない問題が解けてきました。

ですから皆さんも分からない問題が出た時はとにかく書いてみてください。

僕はこの勉強方法で電験三種、エネ管(電気分野)、電験二種一次試験まで合格してきました。再現性はある程度あると思います。(ただ、個人差もあるし、合う合わないもあるので絶対に合格できるとは言い切れませんが…)

ですので皆さんも一度この方法を実践してみてください。効率よく勉強できるはずですよ!

僕の電験三種合格までの勉強方法はこちら→【実体験】独学で電験三種に合格するための4つのステップ【初心者にも】

数学の勉強方法はこちら→【実証済み】電験三種合格のための数学の攻略法

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてください
目次
閉じる