はじめに
みなさん初めまして。当ブログを書いているden-peiと言います。
このブログでは僕自身の電験三種受験に関する全ての経験をお話しさせていただきます。
これから電験三種に挑戦しようと思っているかたに少しでも参考になればと思います。
僕自身、頭はかなり悪い部類に入ると思います。なぜなら勉強開始当初は分数の足し算ですらわからなかったのですから…笑
電験において算数、数学ができないのは致命的ですよね。なので僕はまず小学生の算数の問題集から始めました。
冗談と思われるかもしれませんがこれは本当の話なんです…
小、中、高と卒業してきましたがあまりまともに勉強してきませんでした。
というか、勉強が大嫌いだったのです。
電験三種に至るまで
ではなぜ、そんな僕がいきなり勉強を始めたのかというと僕は現在電気工事の職人をしています。
19歳から見習いで始め、現在36歳でキャリアは17年です。そんな僕が電験三種を取ろうと思ったきっかけは少し遡るのですが、元々21歳で第二種電気工事士を一発で取得していたのですが全く意味も分からないまま過去問だけを覚えるように勉強して合格しました。
この時はもちろん計算問題は全て捨てました。それでも合格は出来たのです。
実技試験に関しては現場での経験だけで合格出来るほど自分にとっては簡単でした。
その後、仕事を続けていくうちにどんどんと電気の仕事が好きになっていき、もっと深く電気のことが知りたいと思うようになっていきました。
そしてついに第一種電気工事士の受験を決意し、これも幸い一発で合格することができました。
この時も過去問を覚えるように勉強してほぼ丸覚えのような状態でした。もちろん、計算問題は全て捨てました。笑
実技試験は二種の時と同じで現場経験のある僕からすれば簡単でした。
勉強よりも体を動かす方が得意だったのです。
ただ、この一種の勉強の時に今まであまり見たことのない高圧系統の勉強をしていて「これはなかなか面白いな」と思ったのです。
これをきっかけに「もしかして勉強って楽しいのかも」と思ってしまい(これが後の地獄になるとは思いもせずに)、そこから色々調べていくうちに電験にたどり着きました。前からこの資格の存在は知ってはいましたが自分には関係のないものだと思って全く興味がありませんでした。
ところが勉強の楽しさを知ってしまった僕は電験に挑戦しようと奮い立ったのです。
ただ、調べれば調べるほど「絶対無理やん。」という気持ちにさせられました。
今まで計算問題から逃げ続けてきた僕からすれば当然ですよね。
というわけで一旦違う道ということで電気工事施工管理技士に挑戦することにしました。
一級と二級で悩みましたが難易度的にはそれほど変わらなさそうだったのでどうせなら一級を受けようと思い挑戦しました。
まずいつも通り計算問題は捨て、過去問の暗記に勤めました。結果、筆記試験は無事に合格。
ただ次の実技試験が(といっても筆記なのだが)難しかった!記述式だったので文章能力のない僕は見事に落ちてしまったのです。
一応、今まで試験に落ちたことはなかったのですが初めて落ちました。この時は正直凹みました。
翌年はあとがなかったので試験の3ヶ月前から勉強をはじめ、無事に合格することができました。
独学で電験三種の勉強開始
一級電気工事施工管理技士に合格した僕は早速電験の勉強に入ろうと参考書などを見て勉強を始めました。
初めに言っておくと合格するまでの期間は4年です。本当に辛く、何度も諦めそうになりました。
ですが、今はあのとき諦めなくて本当に良かったと思っています。
次回からはこの勉強の中身の部分についてお話していこうと思います。
ここまでありがとうございました。
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電験三種での数学の勉強方法はこちら
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