電験二種を目指す理由【さらに上流へ向かって転職するために】

この記事では僕が電験二種合格を目指している理由を話していきたいと思います。

まず、このブログを見てくれている皆さんは電験三種を勉強中だと思うのですが、少なからず次のような考えがあると思います。

  • 電験三種を取得して転職したい
  • 勤めている会社で資格手当がもらいたい
  • 電験三種を取得して安定を手に入れたい

今回の記事ではこの中でも転職について話していくのと同時になぜ、僕が電験二種を目指すのか話していきたいと思います。

あわせて読みたい
【実体験】電験三種取得後の転職活動…結果は! この記事では電験三種取得後の僕の転職活動や僕が調べた電験三種の転職事情などについて話していきたいと思います。 電験三種の取得を目指している方の大半は転職が目的...

 

この記事を書いた人

電気工事歴18年の電気工事士。分数の足し算も出来ない状況で4年かけて電験三種に合格し、その翌年にエネルギー管理士(電気分野)を一発合格。さらにその翌年、電験二種一次試験合格、二次試験不合格⇦現在ここ。今年の二次試験に向けて猛烈勉強中。

目次

電験三種の求人数

電験二種 目指す

まず初めに電験三種の求人数ですが、これはかなり多いです。

具体的な求人数は日々変わるのでここでは言いませんが、皆さん「こんなにあるんだ!」とびっくりすると思います。

ただ、求人数は多いのですが一つ問題があります。それは

「業務経験者」

の募集が多いことです。割合でいえば経験者65%、未経験者35%ぐらいです。

つまり電験三種の求人数は多いのですが、業務未経験者の求人数は若干少ないんです。

やはりどこの企業も即戦力になる経験者が欲しいのは納得できますよね。

ですが未経験者でも求人は選ばなければあります。

ビル管理会社(ビルメン)や設備管理の会社です。

この辺りの企業は未経験でも募集が結構あります。

僕のやりたい仕事

僕は電験三種を取得してやりたいことがありました。それは

「電気設備の保安・保守・管理・点検」

の業務です。

ビル管理会社や設備管理会社では電気の保安業務もあるのですが他にも水道や空調、ガス設備の保守、構内の溝掃除や他の部署の雑用などの業務もあります。

僕は電気設備に特化した業務がやりたかったのでビル管理会社や設備管理会社にはあまり興味がなく、「保安法人」「電気設備の保守・点検」に特化した会社を探していたのですが、これがなかなか見つかりません。

求人はあるのですがどこの会社も「経験者」を重視した採用が多く、未経験者では企業を選ぶことができなかったんです。

電験二種を目指した理由

以上のことからも分かるように、電験三種だけでは僕のやりたい仕事に転職するのは難易度が高いと感じ、それじゃあさらに上位資格の

「電験二種」

を目指すことにしたのです。

電験二種での転職

電験二種での転職のメリットは

  • 電験三種よりも求人数が多く、未経験での採用も多い
  • 安定している(リストラなどにあいにくい)
  • 電験三種と比較して給料が高い
  • 後々の転職にも有利
  • 周りから評価される(電験二種を取得しているだけで単純にみんなにすごいと言われる)

思いつく限りではこんなとこですかね。

逆にデメリットが思いつかないですが、強いていうなら、非常に責任のあるポジションに着く仕事なのでプレッシャーがかかるぐらいでしょうか。

それでは一つずつ見ていきましょう!

電験三種よりも求人数が多い

電験二種 目指す

これは当たり前といえば当たり前なのですが、電験二種を持っていると電験二種の範囲と電験三種の範囲、どちらもカバーできるからですね。

さらに近年の太陽光発電設備の建設の多さから、電験二種保有者が太陽光発電設備の主任技術者としてそちらに手を取られてしまい、人材不足で全然資格保有者が足りていない状況です。

太陽光発電設備では規模にもよりますが、現在は電験二種保有者の主任技術者が一番必要とされています。

なのでその空いた主任技術者の分を埋めるための求人もありますし、新たに太陽光発電設備の主任技術者としての求人もあります。

ですが、保安法人などでは電験二種保有者でも経験者の方が有利な印象です。やはり、昔からある企業なのでそう簡単には入社できなさそうですね。(個人的には保安法人が一番信頼感と安定感があります。)

安定している

電験二種保有者の企業での安定度はもはや無敵だと思われます。

そんな簡単にはリストラなどに会うこともないですし、なんなら人材不足なので引く手あまたでしょう。

さらに実務経験での認定資格ではなく、試験を受験して合格した方のほうが評価は桁違いに高いです。

電験三種と比較して給料が高い

これはもちろんですが、電験二種保有者のほうが管理できる範囲も広いですし、責任も重くなってきます。

ですから給料が高くなるのももはや必然です。

おおよそですが、電験三種の年収で300万〜600万位、電験二種の年収で400万〜750万位です。

後々の転職にも有利

もし転職した後に何かあったり、給料に不満が出たり、違うことをやりたいとなった場合でも、すぐに転職できるでしょう。

ただ、その時勤めている会社からは引き止められることにはなるでしょうが…。

そのくらい、すごい資格なんです。電験二種は!

周りから評価される

これは試験で合格した場合に限りますが、電験二種を試験に合格して取得した場合、周りから称賛されるでしょう。

尊敬の眼差しです。実際僕は電験二種にはまだ一次試験しか合格していませんが、それでも周りからは「すごい!」と言われます。

人に高評価をもらうのが嫌いな人はいないと思うので、これだけでも取得した価値があります。

まとめ:電験二種を取得するといいこと尽くし

皆さんどうでしたか?電験二種は難しい資格ですが、取得するとほぼメリットしかありません。

これは目指すしかないですよね?

確かに難しい資格ですが、努力と継続で合格できると思っています。

去年の試験では二次試験には不合格になりましたが、今年はさらに努力を重ねて絶対に合格してみせます。

皆さんに良いご報告ができるように僕も頑張りますので、皆さんも挑戦してみてくださいね。

また近々電験二種の勉強方法も公開する予定なので皆さん参考にしてください。

僕の電験三種の勉強方法はこちら→【実体験】独学で電験三種に合格するための4つのステップ【初心者にも】

電験三種での数学の勉強方法についてはこちら→【実証済み】電験三種合格のための数学の攻略法

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてください
目次
閉じる