【実証済み】電験三種合格のための数学の攻略法

この記事では電験三種合格のための数学の知識について話していこうと思います。

電験三種を独学で勉強中の皆さんは計算問題で使う数学についてこんな疑問があると思います。

  • 数学の知識は何年も前のことなのでもう覚えていない
  • もともと、数学は不得意
  • 大学で習うラプラス変換や高度な微分方程式は分からない

今回の記事ではこのような疑問に答えていきたいと思います。

 

この記事を書いた人

電気工事歴18年の電気工事士。分数の足し算も出来ない状況で4年かけて電験三種に合格し、その翌年にエネルギー管理士(電気分野)を一発合格。さらにその翌年、電験二種一次試験合格、二次試験不合格⇦現在ここ。今年の二次試験に向けて猛烈勉強中。

目次

 【実体験】電験三種の数学はそこまで難しくない

電験三種 数学

先に結論から言ってしまうと電験三種で使う数学はそこまで難しくないです。

「そうは言っても個人差があるしあなたの頭が良いだけじゃないの?」って思われる方もいると思います。

しかし、そうではありません。なぜなら僕はどちらかというとかなり頭の悪い部類に入るからです。

自慢じゃないですけど僕が電験三種に初めて挑戦した時の数学的知識は絶望的でした。

なんと分数の足し算すらできない状態だったのです。なんなら掛け算、割り算すら怪しかったです。

普通にできたのは足し算と引き算だけ。

よく電験三種に合格するには「工業高校の電気科を優秀な成績で卒業できた者」と言われますが、僕は工業高校の電気科を卒業していますが、クラスで下から3番以内に入る成績でした。卒業も補習という名のグラウンドの草むしりを3日間朝から夕方までやってようやく卒業できたほどです。

そんな頭の悪さには自信のある僕(笑)がどうやって数学を学んだのか…この辺りについてお話ししていきます。

独学で電験三種の数学を学んだ僕の勉強方法

ここからは実際の僕の勉強方法を書いていきます。

まずは小学校の算数の教科書から

題名からは信じられないかもしれないですが事実です。

僕はどうしても電験三種の資格が欲しかったので小学校の算数から始めました。逆に言うとここまでの意志の強さが無ければ電験合格は厳しいとも言えます。

かなり長い道のりになることは容易に想像できました。算数からですからね。笑

ここまで聞くと「どこがそこまで難しくないの?」って思われるかもしれませんがまあ聞いてください。

そもそも算数ができる人はこんなとこから始めなくて良いのですから。

それに実際に分数の足し算をやってみましたが改めて勉強するとかなり簡単でした。

僕が使用していた参考書が良かっただけかもしれませんが。

ちなみにタイトルは忘れてしまい、参考書も処分してしまったため題名が分かりません。ですが小学生用の参考書のためみんな分かりやすく作られていると思うのでどの参考書を使われても大した差はないと思われます。

その後は分数の掛け算や割り算、括弧のついた計算問題などを勉強し終え、中学生の数学の参考書を買いました。

ここまで約1ヶ月です。こんな僕でも1ヶ月で終わったのですからこのブログを見てくれている皆さんもそれぐらいかそれよりも早いと思います。

中学生の数学は少し難しい

小学生の基本的な算数を学んだ後は中学生用の参考書を買って勉強しました。が、こちらは少し難しかったです。

理論科目に出てくる連立方程式や解の公式、ピタゴラスの定理など、中学生の時に全く勉強していなかったせいで理解するまでかなり時間がかかりました。

おおよそ理解するのに3ヶ月から4ヶ月はかかったと思います。(僕の場合はこんなに時間がかかりましたが皆さんはたぶんこんなに時間はかからないと思います。)

ただ、ここで一つ勉強になったことがありまして、「諦めなければ出来るものなんだな」ということが分かりました。

これだけでも大きな収穫になったのでここで時間がかかったことは逆に良いことだったと今では思っています。

それに僕は参考書だけで勉強しましたが、今の時代、ネットで検索すればどんな情報でも出てくるので分からなければネットで検索するのもアリですよね。

実際に僕は今、電験二種の二次試験の勉強をしていますが、分からない時はネットで検索すれば大体は解決できます。

世の中には優秀な人がたくさんいるんだなぁと思い、僕も負けないように頑張ろうという気持ちにさせてくれます。

ですから皆さんも不屈の精神で諦めずにやり切ってください。諦めなければ必ず報われます!

高校数学について

高校数学についてはほぼほぼ難しい部分は出ません。微分積分や微分方程式、ラプラス変換なども必要ないので中学生レベルの数学を勉強しておけば問題ないと思います。

ただ、もしも電験三種の合格後、電験二種まで視野に入れているのであれば勉強しても良いかもしれません。

電験二種では微分積分、微分方程式、ラプラス変換が結構出てきますので。

まあでも、やっぱりまずは目先の電験三種に合格してからで良いかもですね。

まとめ:電験三種の数学は独学で十分対応可能

ということで電験三種の数学はそこまで難しいものではないと思います。

自分には無理だと思っていてもやってみれば意外といけます。

ですから皆さんも挑戦し続けてください。

僕の電験三種の勉強方法はこちら

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