【実体験】電験三種合格までの勉強時間

この記事では電験三種合格までの勉強時間を話していきたいと思います。

電験三種を勉強中、またはこれから勉強を始めようとしている皆さんはこういった疑問があると思います。

  • 今まで電験三種の勉強はしたことが無いけど合格までにはどれくらい勉強時間が必要なの?
  • 電気工事士は持っているけど、あとどれぐらいの勉強時間が必要?
  • 1科目の勉強時間はどれくらい?

今回の記事ではこのような疑問に答えていきたいと思います。

 

この記事を書いた人

電気工事歴18年の電気工事士。分数の足し算も出来ない状況で4年かけて電験三種に合格し、その翌年にエネルギー管理士(電気分野)を一発合格。さらにその翌年、電験二種一次試験合格、二次試験不合格⇦現在ここ。今年の二次試験に向けて猛烈勉強中。

目次

電験三種合格までの勉強時間

電験三種合格までの勉強時間は一般的には約1000時間と言われています。

これは電気の知識が全く無い人で平均的にこれくらいかかると言うことです。

電気工事士を持っており電気工事士の計算問題を問題無く解くことができるのであれば勉強時間は短くなりますし、二種持ちなのか、一種持ちなのかでも変わってきます。

ただこれは個人差があるので一概には正解とは言えませんが、ここからは僕の思う勉強時間を話していきたいと思います。

ちなみに僕は電験三種の勉強を開始した時は分数の足し算すら出来ないような人間でした。笑

これを踏まえて話していきましょう。

僕の電験三種合格までの勉強時間

ここでは僕の勉強時間について話していきます。結論から言うと約1000時間です。

個人の能力でかなり差が出る

僕は電気工事士の二種と一種の両方を持っている状態で電験三種の勉強を開始したのですがそれでも約1000時間かかっています。

やはり個人差がありますし、僕の学生時代の成績は下の下でしたので。笑

しかも電気工事士では計算問題を全て捨てていたので全く勉強していませんでした。いわゆる過去問の丸覚えで合格しましたので。笑

さらに僕は電験三種の勉強の前に計算問題が解けなかったので初めは算数の勉強から始めたと言うこともあり、時間がかかっています。笑

ですので普通に計算が得意な方であれば時間はもっと短縮できますし、逆に計算が不得意な方はもっと時間がかかる可能性があります。

ただ、電験三種の勉強の前にまずは電気工事士の問題から始める方もいると思いますので言わせていただきますが、これは絶対にやるべきです。ここで基礎を身につけたほうが後々勉強時間の短縮につながります。

と言うのも、基礎が分かっていれば応用が効くからです。応用が効けば捻った問題にも対処できるので、楽に問題を解くことができます。(たまに鬼畜レベルの問題もあり手も足も出ないことがありますが。)

逆に基礎が分かっていなければ過去問は解けても新しく出題される問題が解けないことはよくあります。だから僕は算数や電気工事士の問題から始めてよかったと今では思っています。

一見、遠回りに見えますが、実は一番の近道だったのです。

皆さんもまずは基礎から固めましょう!

僕が使った電験三種の参考書はこちら↓

電験三種 科目別の勉強時間

これはざっくりとした時間になりますが、話していきます。

  • 理論:約250時間
  • 電力:約200時間
  • 機械:約250時間
  • 法規:約100時間
  • 電気工事士問題:約100時間
  • 算数・数学:約100時間

おおよそこんな感じになります。やはり一番難しいと言われている理論と機械に一番時間がかかっていますね。

この二つの科目は計算問題がメインで感覚では計算問題7割、文章問題3割といった感じです。

さらに電気工事士問題と算数・数学にも結構時間をかけています。ここで時間をかけた事が基礎を理解するのに役立ちました。

※ここで言う電気工事士問題とは二種と一種、両方の問題の事です。

電力の計算問題は理論や機械と比較すると割と簡単で、感覚では計算問題5割、文章問題5割といった感じです。

法規はこの中でも一番簡単でした。計算問題も簡単で暗記がメインです。感覚では計算問題2割、文章問題8割といった感じです。

まとめ:電験三種の勉強はある程度時間がかかる【ただし個人差がある】

改めて思いますが、電験三種取得までの道のりはやはり長いですね。

電験三種合格には「工業高校の電気科を優秀な成績で卒業したレベル」とよく言われますが、その通りだと思います。僕は工業高校の電気科を卒業していますが、全く優秀ではなかったため結構時間がかかりました。

ですので、早い人では500時間で合格できる人もいると思います。逆に2000時間かかる人もいるでしょう。

ただ、この時間ですが、合計時間で考えるのではなく、継続した時間で考えてください。

間が空いていればもちろん忘れてしまい、また一から勉強になるので、できるだけ継続して勉強することが合格への近道です。

合格したあとだから思うのですが、僕の感覚では一日2時間の勉強を週に6日、これを一年続ければ誰でも合格できると思います。

ただ、これを続けるのが難しいんですけどね。

皆さん、継続して電験三種を合格しましょう。

僕の電験三種の勉強方法はこちら

電験三種での数学の勉強方法はこちら

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